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くぴんのブログ

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3.利回りに対する理解

今日の100円と1年後の100円、どちらがどれくらい価値があるのか?

誰もが、今日の100円の方が価値があると答えるだろう。

1年後に100円は本当に手に入るのかがわからないし、今ある100円は預金をすれば確実に利子がつく。運用をすれば増やすことができるかもしれない。

今日、100円を持っている人は、運用すれば、増やすことができる機会を持っている。
お金を貸すということは、その機会を借り手に提供することである。
だから、借り手はお礼として利子をつけて返さなければならない。→貨幣の自己増殖機能
なぜか日本人が知らなかった新しい株の本より

では、今日の100円と1年後の100円では、どのくらい価値にちがいがあるのか?

それを決めるのが利回りである。

利回りは、元金に対する1年間の配当の割合である。

仮に、利回り3%であるならば、今日の100円は1年後には103円になるはずなので、今日の100円の方が1年後の100円より、1年後では3円分だけ価値が高くなる。

逆に、今日の時点で価値を比較すると、1年後の100円は、今日では100/1.03≒97となり、やはり3円だけ、今日の100円の方が価値が高い。

利回りは、運用方法によっても異なる。
普通預金であれば、年0.02%程度(2013年7月現在)
不動産投資は5~6%程度といわれている。REITの配当は大体3~6%
株式投資はリスクが大きく、一概にはいえないが、配当で考えると1~5%程度。売却益、売却損は+数百%から-数十%。

利回りは、1年間のリスク(どれくらい変化しうるか)を定量化したものとも考えれる。


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